メープルだより

｢はじめまして！｣

Vol.1　2013年5月

山田宏美です。
群馬県吉井町生まれ。吉井小、吉井中学校出身。１９８７年。色々な思いがあり、夫が旅行関係の仕事をしていた事もあって、バンクーバーに移住するチャンスをつかみ、夫、息子（5歳）、娘（3歳）と共にバンクーバーの土を踏み、次女が生まれ、あっという間に２５年が過ぎました。その間、バンクーバーの日本語新聞社にて会計で働き、日本語補習授業校では小、中、高校生に数学を教えながら、海外留学生のサポートにも携わってきました。また、剣道は｢人間形成の道｣と稽古に励み、子供達とイギリス、ブラジル、イタリアへと世界大会の応援に出かける。そして、２００６年３月に補習校を退職してから一念発起。「健康な体作りは、教育と同じくらいに重要」の信念のもと、オーガニックの店で働きながら、時には農家をサポートしたり、環境問題について考えたり、デジタル技術が人間形成に与える影響を考えたり、自分なりの答えを探してきました。そこで出会ったのが、『マクロビオテックの料理方法』。今では食の神髄に触れたいと、益々興味を持って取り組み、そして｢ものづくり」にも没頭しています。天然酵母ぱんは人気の一つ。 現在は、若年性アルツハイマーの夫を介護しながら「シンプルライフ」「クオリティーライフ」「エコライフ」｢スローライフ｣を目指して生活しています。

これから今までの経験を通して、思ったこと、気づいたこと、感じたことを月１回のペースで書いていきたいと思っています。お付き合いよろしくお願いします。

＜バンクーバー＞

当時カナダに来る前は、バンクーバーって隣の家まで距離があって家はログハウスで冬は雪に閉ざされ寒いのだろうなぁと夢を見て来ました。しかし、みなさんも２０１０年の冬季オリンピックでご存知のように百万都市です。バンクーバーの新聞によると５人に一人は異国生まれ。二人に一人は英語以外を話し、言語数は約１５０。マイアミ、ロサンジェルス、ニューヨークと同じに多様文化だそうです。そして、さまざまな人種の人たちが、それぞれの文化、宗教を保持しながら生活し、政府が難民、移民を受け入れ、支援する体制にあるので暮らしやすいです。おまけに海あり山ありで自然にも恵まれているので、世界で一番暮らしやすい都市に位置づけされています。